相生公演を終えて(スタッフ編)
あれからすでに2週間がたちました。
気がつけばもう10月も終わり・・今年も残りあと2ヶ月とせまってきました。
今年は終戦65年というのもあって、《UNI》としては久しぶりに戦争や原爆を題材に芝居に取り組みました。
久しぶりといっても3年ぶり。間に2作ほど違うものを入れただけで、実はそれのほうが珍しいことだったのかも知れません。
私は特に戦争と社会、そしてジャーナリズムについて考えたいと思い、作品を作り始めました。
相生の前には《UNI》の本公演、ホーム大阪での上演がありました。
戦争モノはパスされがちなのですが、続けていくうちにお客さんもちゃんと観てくださるようになりました。
また若い人であっても、正面からとらえ、なんらかのメッセージを受け取って帰ってくださっているようです。
アンケートに感想だけでなく、それぞれの意見、考えもかいてくださっていて、私自身勉強になります。
約2時間半という長時間の作品なのに、お客さんの反応はとてもよかった。
だから相生にというわけではない。
相生で公演をするようになって8年。
会館のホールならともかく、舞台設備の整っていないエミーホールで芝居が可能かどうか・・。
最終目標を『芝居の上演』とし、そのために勉強会をかねた試演朗読会を重ねてきました。
年々改良し、ようやく芝居小屋らしいものが作れるようになりました。
そして、昨年初めて本公演と同じ作品である『ブックマーク』を上演したのです。
とはいえ、オリジナルキャストではなく、相生用に書き換え、キャストも変更しての上演です。
私としては、本公演と同じものを相生にももって行きたいと考え、エミーホールでも上演できるように、初めて2都市公演仕様で作品を作りました。
一番の問題は照明です。
大阪のスペースは上演用に作られたスペースなので、電気の容量も、器材も小屋自体も芝居をするのに何不自由ない状態です。効果を出すために特殊器材も含め、50近くの器材を釣り込みしています。
もちろんその効果は私の思い描く世界に近くできあがります。
それを相生では15灯ほどで作り出さなければいけないのです。
しかも、正規の器材ではない、手作りの照明。デミソースの缶に裸電球を入れただけの簡易照明。
とうてい本公演と同じものなどできるずもない。
これが一番の壁でした。
しかし《UNI》の恵まれているところは、スタッフも自前であるということ。
照明を担当するTN先生(別に先生ではないが、なぜかみんなそう呼ぶ)は《UNI》の旗揚げから関わってくれている。ちぇだーもそう。彼らと出会わなければ、今《UNI》はなかった。
私との付き合いも長いから、演出意図も役者の癖もよく知ってくれている。
そして、役者や私たちと共に作品を作る前の勉強にも付き合ってくれるのだ。
だから、大阪公演をする際にすでに相生での対策も考えてくれていたので、2ヶ月も無い準備期間でああやって本公演に近い形に持っていけたのである。
芝居にはいい役者はいらない。努力する人物であればいい。
でも私にとってスタッフは絶対なのだ。いいスタッフでなくてはならない。
《UNI》がここまで続けてこられたのは、常に助けてくれる優秀なスタッフがいたからである。
私は心から感謝している。
相生のお客さんは、それを知ってかどうかはわからないけど、ちゃんとスタッフにも声をかけてくださる。
帰りもにこやかに挨拶をしてくださる。
その心遣いがスタッフには何よりの見返りなのです。
私の絶対条件のもう一つ。
いいお客さん。
《UNI》はお客さんにはいつも恵まれている。
だから会場の雰囲気もよくなる。
芝居を作るうえで欠かせない条件の一つ。
作っているのは役者やスタッフだけじゃない。お客さんも芝居の作り手なのです。
相生でもたくさんの感想や意見をいただきました。
反省もたくさんあります。
ただ、私たちはこの8年広島とかかわり、多くのメッセージを受け取ってきました。
それを表現としてお客さんの前に出せるかどうか、本当に試行錯誤してきました。
ようやくそれなりの形になってきたのです。
今回は手ごたえを感じました。
『ケイショウ』は〝継承”と“警鐘”をかけて名づけました。
伝えるだけでなく、発信するという次のステップです。
とはいえ、準備不足が目立つ荒いものであったことにもかわりなく、まだまだ改良も勉強も必要です。
また次の作品に向けて勉強を始めたいと思います。
時間があれば、役者たちも知らない話込みの(役者編)を書きたいと思います(笑)
演出のあつみ空光でした
気がつけばもう10月も終わり・・今年も残りあと2ヶ月とせまってきました。
今年は終戦65年というのもあって、《UNI》としては久しぶりに戦争や原爆を題材に芝居に取り組みました。
久しぶりといっても3年ぶり。間に2作ほど違うものを入れただけで、実はそれのほうが珍しいことだったのかも知れません。
私は特に戦争と社会、そしてジャーナリズムについて考えたいと思い、作品を作り始めました。
相生の前には《UNI》の本公演、ホーム大阪での上演がありました。
戦争モノはパスされがちなのですが、続けていくうちにお客さんもちゃんと観てくださるようになりました。
また若い人であっても、正面からとらえ、なんらかのメッセージを受け取って帰ってくださっているようです。
アンケートに感想だけでなく、それぞれの意見、考えもかいてくださっていて、私自身勉強になります。
約2時間半という長時間の作品なのに、お客さんの反応はとてもよかった。
だから相生にというわけではない。
相生で公演をするようになって8年。
会館のホールならともかく、舞台設備の整っていないエミーホールで芝居が可能かどうか・・。
最終目標を『芝居の上演』とし、そのために勉強会をかねた試演朗読会を重ねてきました。
年々改良し、ようやく芝居小屋らしいものが作れるようになりました。
そして、昨年初めて本公演と同じ作品である『ブックマーク』を上演したのです。
とはいえ、オリジナルキャストではなく、相生用に書き換え、キャストも変更しての上演です。
私としては、本公演と同じものを相生にももって行きたいと考え、エミーホールでも上演できるように、初めて2都市公演仕様で作品を作りました。
一番の問題は照明です。
大阪のスペースは上演用に作られたスペースなので、電気の容量も、器材も小屋自体も芝居をするのに何不自由ない状態です。効果を出すために特殊器材も含め、50近くの器材を釣り込みしています。
もちろんその効果は私の思い描く世界に近くできあがります。
それを相生では15灯ほどで作り出さなければいけないのです。
しかも、正規の器材ではない、手作りの照明。デミソースの缶に裸電球を入れただけの簡易照明。
とうてい本公演と同じものなどできるずもない。
これが一番の壁でした。
しかし《UNI》の恵まれているところは、スタッフも自前であるということ。
照明を担当するTN先生(別に先生ではないが、なぜかみんなそう呼ぶ)は《UNI》の旗揚げから関わってくれている。ちぇだーもそう。彼らと出会わなければ、今《UNI》はなかった。
私との付き合いも長いから、演出意図も役者の癖もよく知ってくれている。
そして、役者や私たちと共に作品を作る前の勉強にも付き合ってくれるのだ。
だから、大阪公演をする際にすでに相生での対策も考えてくれていたので、2ヶ月も無い準備期間でああやって本公演に近い形に持っていけたのである。
芝居にはいい役者はいらない。努力する人物であればいい。
でも私にとってスタッフは絶対なのだ。いいスタッフでなくてはならない。
《UNI》がここまで続けてこられたのは、常に助けてくれる優秀なスタッフがいたからである。
私は心から感謝している。
相生のお客さんは、それを知ってかどうかはわからないけど、ちゃんとスタッフにも声をかけてくださる。
帰りもにこやかに挨拶をしてくださる。
その心遣いがスタッフには何よりの見返りなのです。
私の絶対条件のもう一つ。
いいお客さん。
《UNI》はお客さんにはいつも恵まれている。
だから会場の雰囲気もよくなる。
芝居を作るうえで欠かせない条件の一つ。
作っているのは役者やスタッフだけじゃない。お客さんも芝居の作り手なのです。
相生でもたくさんの感想や意見をいただきました。
反省もたくさんあります。
ただ、私たちはこの8年広島とかかわり、多くのメッセージを受け取ってきました。
それを表現としてお客さんの前に出せるかどうか、本当に試行錯誤してきました。
ようやくそれなりの形になってきたのです。
今回は手ごたえを感じました。
『ケイショウ』は〝継承”と“警鐘”をかけて名づけました。
伝えるだけでなく、発信するという次のステップです。
とはいえ、準備不足が目立つ荒いものであったことにもかわりなく、まだまだ改良も勉強も必要です。
また次の作品に向けて勉強を始めたいと思います。
時間があれば、役者たちも知らない話込みの(役者編)を書きたいと思います(笑)
演出のあつみ空光でした

えきそば♪
相生のみなさま、こんにちは。
ご挨拶がすっかり遅くなってしまいました
劇場に足をお運び下さった皆様、
いつも素敵な空間を提供して下さるBOOKSエミー様、
いろいろな形で私達の公演をご支援・応援して下さった皆様、
本当に有難うございましたm(uu*)m
UNIさんではまだまだ新米の私でも、
今回で3度目の相生公演となりました。
最初は本当に遠い地に旅行に来た感覚でしたが、
今では第二の故郷のようにとても落ち着く場所になってきました。
すっかり虜です(笑)
現地入りする日の早朝、姫路の駅のホームで電車待ちの間に食べたえきそば。
体の芯からほっこり温まりました。
そんなえきそばのように、相生はココロがほっこり温まるトコロです♪
また皆様とお会いできますように
かっぺいでした☆
ご挨拶がすっかり遅くなってしまいました

劇場に足をお運び下さった皆様、
いつも素敵な空間を提供して下さるBOOKSエミー様、
いろいろな形で私達の公演をご支援・応援して下さった皆様、
本当に有難うございましたm(uu*)m
UNIさんではまだまだ新米の私でも、
今回で3度目の相生公演となりました。
最初は本当に遠い地に旅行に来た感覚でしたが、
今では第二の故郷のようにとても落ち着く場所になってきました。
すっかり虜です(笑)
現地入りする日の早朝、姫路の駅のホームで電車待ちの間に食べたえきそば。
体の芯からほっこり温まりました。
そんなえきそばのように、相生はココロがほっこり温まるトコロです♪
また皆様とお会いできますように

かっぺいでした☆

丹後-2007.12-
OFFICIAL WEB SITEに
2007(平成19)年かにつあーについて載せました
こちらもまたまた
まだ写真だけです
いっちゃんからもらった≪UNI≫データから発見されたので
とりあえず作ってみました。
これを見ると早く行きたくなります
興味のある方はこちらへどうぞ ⇒
2007(平成19)年かにつあーについて載せました

こちらもまたまた
まだ写真だけです

いっちゃんからもらった≪UNI≫データから発見されたので
とりあえず作ってみました。
これを見ると早く行きたくなります

興味のある方はこちらへどうぞ ⇒

ありがとうございました
『ケイショウ』相生公演、無事に終了いたしました。
ご来場いただいたお客様、サポートしてくださった皆様、誠にありがとうございました。
これからも精進いたしますので、なにとぞよろしくお願いいたします。
《UNI》のみなさん、お疲れ様でした。
少し休憩して、すぐに来年に向けて動き出したいと思います。
またよい作品を作っていけるようにがんばりましょう。
あつみ空光
ご来場いただいたお客様、サポートしてくださった皆様、誠にありがとうございました。
これからも精進いたしますので、なにとぞよろしくお願いいたします。
《UNI》のみなさん、お疲れ様でした。
少し休憩して、すぐに来年に向けて動き出したいと思います。
またよい作品を作っていけるようにがんばりましょう。
あつみ空光
ポスター&チラシ
今回初めてポスターを〈だるま珈琲〉さんに貼っていただきました


お世話になりました<(_ _)>
いつも≪UNI≫の楽屋と宿舎でコーヒーを淹れるんですが、
今回は〈だるま珈琲〉さんのマイルドブレンドにしました。
みんな喜んでくれました
私以外は(遠方のため)なかなかお店に行ける機会がありませんが
相生では珍しく遅い時間(8:30)まで開いているので
次のワークの時にでも行けるといいなぁと思ってます。
ロールケーキもオススメです
〈自家焙煎の店 だるま珈琲〉
兵庫県相生市大石町19番10号
0791-22-7880
OPEN 9:30~CLOSE 20:30

お世話になりました<(_ _)>
いつも≪UNI≫の楽屋と宿舎でコーヒーを淹れるんですが、
今回は〈だるま珈琲〉さんのマイルドブレンドにしました。
みんな喜んでくれました

私以外は(遠方のため)なかなかお店に行ける機会がありませんが
相生では珍しく遅い時間(8:30)まで開いているので
次のワークの時にでも行けるといいなぁと思ってます。

ロールケーキもオススメです


兵庫県相生市大石町19番10号
0791-22-7880
OPEN 9:30~CLOSE 20:30
ポスター&チラシ
今回もポスターとチラシを〈みなと水産〉さんにお願いしました

いつもお世話になっています<(_ _)>
今回はバラシの後、全然時間がなかったので
≪UNI≫お買い物タイムは取れませんでしたが、
次のワークの時にでも行きましょう
〈みなと水産〉
兵庫県相生市大島町1番1号
0791-23-3710
http://www.minato-umaika.com/


いつもお世話になっています<(_ _)>
今回はバラシの後、全然時間がなかったので
≪UNI≫お買い物タイムは取れませんでしたが、
次のワークの時にでも行きましょう


兵庫県相生市大島町1番1号
0791-23-3710
http://www.minato-umaika.com/
なんと!
ありがとうございました!

第4回相生公演『ケイショウ』
無事終了いたしました。
ご来場いただいた皆様、
お手伝いいただいた皆様、
陰に日向に応援して下さった皆様、
本当にありがとうございました。
諸々のご報告はまたあらためて(^^ゞ
ちょっとだけ休憩させて下さい<(_ _)>
ねむいです
8日(金)午後11時55分頃
あつみさん相生到着。
只今我が家にてパンフレットの準備中です。
しかし…
ねむい
結局何も出来ないまま寝てしまうのか私たち
明日の、いや、もう今日の早朝、
にいやん号とTN先生号が到着したら
仕込みの準備にかからないといけません。
でもパンフが~
「今やらなければ、次の夜も寝られませんよ。」
という声が聞こえます。
あら、あつみさん倒れてます。
風邪ひくで~
もうちょっとだけ頑張ってみよう
=支部長=
あつみさん相生到着。
只今我が家にてパンフレットの準備中です。
しかし…
ねむい

結局何も出来ないまま寝てしまうのか私たち

明日の、いや、もう今日の早朝、
にいやん号とTN先生号が到着したら
仕込みの準備にかからないといけません。
でもパンフが~
「今やらなければ、次の夜も寝られませんよ。」
という声が聞こえます。
あら、あつみさん倒れてます。
風邪ひくで~

もうちょっとだけ頑張ってみよう

=支部長=
秋ですねぇ

(13~22=会議室)
今回はスタッフで参加してくれてる汐未さんのお土産です

鶴屋吉信の羊羹。上品なお味です。
もうすっかり秋模様ですね。
でも≪UNI≫の夏はもうちょっとだけ続きます

とうとう最終稽古だというのに…
この日二回目の通し稽古の最中に火災警報が鳴りました

状況は良く分からないまま、
でももしものことがあってもいけないので
早々に片付けをしているところに、
何もなかったようだという連絡が入りました。
警備の方も申し訳なさそうに「お稽古続けてください」と
言ってくださいましたが、もう片付けちゃったし…
ってことで、美味しいお菓子をいただきながら打ち合わせなどなど

ホワイトボードとにらめっこ中のTN先生。

急遽事務所からお借りした丸イス。

シーンごとの写真をちょっとだけ。
でも写真撮る人が出てるシーンは抜けてます





=支部長=