さくら 京都にて





    


                                 Photo By あつみ空光           
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1杯50円!



一人用ドリップ珈琲です。
楽天のショップさんで、私も支部長もお気に入りの珈琲専門店。
兎に角、私好みハート
で、期間限定のドリップをこの間買ったのですが、いつもよりはお高めの珈琲です。
マグカップ用なのでサイズが大きめだし、たっぷり入れても薄くない!
10パックで500円なのでちょっと痛いけど、味はさすがに限定品。
めっちゃうまいgood
名前もかっこいい。
『カリビアンブレンド』・・ジョニーみたいやん・・ピカピカ(名前だけの連想タラーッ・・・)

100均でかった2個で100円のダージリンラテがかなりうまいと
前回非珈琲党らが絶賛していた。
昨日行ったらまだあったので購入しておいた。
珈琲党だけが楽しむ時間にしてはいけないと思うので、
いいものは安いうちに手に入れておこうというセコイ話。
最近の稽古では、厳しい半面、定期的にお茶の時間が開かれている。
まずはお茶の時間⇒基礎練⇒プチお茶⇒稽古⇒ご飯⇒お茶会⇒稽古
・・・半分は珈琲タイムだねえ・・・・。

ただいま通販にて、毛生えないローションを購入。(ボディ用非育毛剤?)
なんの効果があるのかわからんままにぬりぬりする日々。
今のところ効果は謎のまま・・・。
男性の濃いひげもきれいになるという謎のローション。
タダの水かもしれん謎のローションとの付き合いは始まったばかり・・。
結果乞うご期待。  


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  Photo by あつみ空光  


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  Photo by あつみ空光  


平日稽古開始

 クローバー 6月17日(水)の日記です。

みなさんお久しぶりです。
演出のあつみ空光ですウザギ

本日より、めったにない平日稽古が始まりました。
本番前の1ヶ月ほど前に入ってきます。
これるメンバーは少ないですが、その分、来た役者さんはやりたいところを徹底してできるので、とても貴重な時間です。

さて、本日は第5場の後半、処置室でのシーンです。
ここが星美役の難関その1。
特に今回は舞台の作りも通常の芝居とは変えてありますので、見せ方も大変難しく、演技も当然難しくなってくるわけです。
どうも私の演出はプロ向きらしく、相当できる某劇団の先生にも・・「それは・・うちの役者でもできるかわからんぞ・・」と言われたほどですが、だからといって妥協はしません。
観に来るお客さんにはそんなの関係ないからです。
最終的に出来るかどうかはわかりませんが、ぎりぎりまで努力をすること。
それがあつみ流の演出であり、演劇でもあります。

まあ・・役者には『おーにーっ大泣き」とはよく言われますが・・
そんなことは知ったこっちゃないちっ、ちっ、ちっ

そんなわけで、星美役のルーシーと美月役のサリーは難しいことをしこたま言われて、泣いておりました(笑)

こんなの書くと、「あつみさん?あ~あの怖い人。」とかなるので、一応言い訳。
普段はとてもやさしい温厚な人物です・・。

水曜稽古は来週もあります。
またご報告いたします。  


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   Photo by あつみ空光  


ありがとうございました

『ケイショウ』相生公演、無事に終了いたしました。
ご来場いただいたお客様、サポートしてくださった皆様、誠にありがとうございました。
これからも精進いたしますので、なにとぞよろしくお願いいたします。

《UNI》のみなさん、お疲れ様でした。
少し休憩して、すぐに来年に向けて動き出したいと思います。
またよい作品を作っていけるようにがんばりましょう。

               あつみ空光  


相生公演を終えて(スタッフ編)

あれからすでに2週間がたちました。
気がつけばもう10月も終わり・・今年も残りあと2ヶ月とせまってきました。

今年は終戦65年というのもあって、《UNI》としては久しぶりに戦争や原爆を題材に芝居に取り組みました。
久しぶりといっても3年ぶり。間に2作ほど違うものを入れただけで、実はそれのほうが珍しいことだったのかも知れません。
私は特に戦争と社会、そしてジャーナリズムについて考えたいと思い、作品を作り始めました。
相生の前には《UNI》の本公演、ホーム大阪での上演がありました。
戦争モノはパスされがちなのですが、続けていくうちにお客さんもちゃんと観てくださるようになりました。
また若い人であっても、正面からとらえ、なんらかのメッセージを受け取って帰ってくださっているようです。
アンケートに感想だけでなく、それぞれの意見、考えもかいてくださっていて、私自身勉強になります。
約2時間半という長時間の作品なのに、お客さんの反応はとてもよかった。
だから相生にというわけではない。

相生で公演をするようになって8年。
会館のホールならともかく、舞台設備の整っていないエミーホールで芝居が可能かどうか・・。
最終目標を『芝居の上演』とし、そのために勉強会をかねた試演朗読会を重ねてきました。
年々改良し、ようやく芝居小屋らしいものが作れるようになりました。
そして、昨年初めて本公演と同じ作品である『ブックマーク』を上演したのです。
とはいえ、オリジナルキャストではなく、相生用に書き換え、キャストも変更しての上演です。
私としては、本公演と同じものを相生にももって行きたいと考え、エミーホールでも上演できるように、初めて2都市公演仕様で作品を作りました。

一番の問題は照明です。
大阪のスペースは上演用に作られたスペースなので、電気の容量も、器材も小屋自体も芝居をするのに何不自由ない状態です。効果を出すために特殊器材も含め、50近くの器材を釣り込みしています。
もちろんその効果は私の思い描く世界に近くできあがります。
それを相生では15灯ほどで作り出さなければいけないのです。
しかも、正規の器材ではない、手作りの照明。デミソースの缶に裸電球を入れただけの簡易照明。
とうてい本公演と同じものなどできるずもない。
これが一番の壁でした。

しかし《UNI》の恵まれているところは、スタッフも自前であるということ。
照明を担当するTN先生(別に先生ではないが、なぜかみんなそう呼ぶ)は《UNI》の旗揚げから関わってくれている。ちぇだーもそう。彼らと出会わなければ、今《UNI》はなかった。
私との付き合いも長いから、演出意図も役者の癖もよく知ってくれている。
そして、役者や私たちと共に作品を作る前の勉強にも付き合ってくれるのだ。
だから、大阪公演をする際にすでに相生での対策も考えてくれていたので、2ヶ月も無い準備期間でああやって本公演に近い形に持っていけたのである。

芝居にはいい役者はいらない。努力する人物であればいい。
でも私にとってスタッフは絶対なのだ。いいスタッフでなくてはならない。
《UNI》がここまで続けてこられたのは、常に助けてくれる優秀なスタッフがいたからである。
私は心から感謝している。
相生のお客さんは、それを知ってかどうかはわからないけど、ちゃんとスタッフにも声をかけてくださる。
帰りもにこやかに挨拶をしてくださる。
その心遣いがスタッフには何よりの見返りなのです。
私の絶対条件のもう一つ。
いいお客さん。
《UNI》はお客さんにはいつも恵まれている。
だから会場の雰囲気もよくなる。
芝居を作るうえで欠かせない条件の一つ。
作っているのは役者やスタッフだけじゃない。お客さんも芝居の作り手なのです。

相生でもたくさんの感想や意見をいただきました。
反省もたくさんあります。
ただ、私たちはこの8年広島とかかわり、多くのメッセージを受け取ってきました。
それを表現としてお客さんの前に出せるかどうか、本当に試行錯誤してきました。
ようやくそれなりの形になってきたのです。
今回は手ごたえを感じました。
『ケイショウ』は〝継承”と“警鐘”をかけて名づけました。
伝えるだけでなく、発信するという次のステップです。

とはいえ、準備不足が目立つ荒いものであったことにもかわりなく、まだまだ改良も勉強も必要です。
また次の作品に向けて勉強を始めたいと思います。


時間があれば、役者たちも知らない話込みの(役者編)を書きたいと思います(笑)
演出のあつみ空光でしたウザギ  


HAPPY NEW YEAR

旧年中は皆様のひとかたならぬご厚情を賜り誠にありがとうございます。
本年も相変わりませず、ご指導、ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。

《UNI》のみなさま、昨年はなにかとお世話になりました。
今年も《UNI》共々、よろしくお願いいたします。


昨年は久しぶりにチャレンジと学びの年でした。
芝居に明け暮れ、走り抜けた感じです。

今年はどんな年になるのでしょう。

今のところ、《UNI》の予定が3つほど既に上がってきています。
取材旅行にも行きたいし、昨年にご縁ができた松山にもまた遊びに行きたいし・・誘惑はいっぱいです。
しかし、その前に立ちふさがる・・ダダダ・・台本っ!!
今年も格闘が始まります(笑)

昨年は震災もあって、社会が大きくかわりました。
人の意識や考え方、また社会の空気の流れも。
そんな中で芝居をやる意味を考えました。

松山に行って、知ったつもりでいた自分が情けなくなりました。
アウェイでの公演の怖さ、依頼公演の難しさを改めて確認しました。

たくさん悩みました。
めずらしく本番を前にくじけそうになりました。
それでも乗り越えられたのは、仲間たちのおかげです。
松山では本当にそう思いました。
私一人なら、逃げたかもしれません。
仲間たちの支えがあってこそ、《UNI》が成り立っているのです。

新しい出会いもありました。
松山の原爆展で知り合いになった方々、その中でも同じ演劇人の人たち、意気投合して旅のガイドまでしてくれた気さくなおじさん、北朝鮮の拉致被害者の家族の方・・本当に今までと違った人たちと親しくさせていただき、その後もつながっています。

特に、北朝鮮の拉致被害者については、私は無知でテレビでの報道の聞きかじりでしか内容を知りませんでした。
会場で紹介され、お話を聞かせていただき、また娘さんの写真を見せられたとき、テレビでも新聞でも見たことのある方だったので衝撃でした。
そして、拉致認定者(横田めぐみさんたちのようにテレビで名前がよくでていて、北朝鮮に拉致され確認が取れている方々)以外に、【特定失踪者】という扱いで、拉致された可能性が高いとされる方々がたくさんおられることを知りました。
またその家族の皆さんが、一生懸命に家族が戻ってくるように活動をされていること、テレビや新聞で知らされない分、とても地道な、また厳しい中で活動されているということを知り、心が痛くなりました。

少しでもお役に立てればと、《UNI》でも呼びかけていきたいと考えました。少しずつ、知ってもらうところから始めようと思います。

10月にはお手紙と貴重な資料をいただき、年賀状もいただきました。
そこには必死の思いがかかれています。
お手紙を読み、子を思う母の想いが痛いほどに伝わってきました。

私たちに何ができるのでしょうか?

この出会いを機に、すこし現代の問題にも目を向けようと思います。

とはいえ、広島、長崎についてもまだまだ知らないことが多く、語り部の方々や被爆者の方々がご存命のうちに、少しでも多く話を聞いておきたいし、いろんなことを知っておきたいのです。

やらなければいけないことは山積み。
学ばなければいけないことも山積み。

そして今の自分たちは?
何を見て、どう生きるのか?

そんなことをひっくるめて、《UNI》なりに芝居の中で表現していきたいと思います。

今年の《UNI》は1月からスタートです。
まずは体を作っていきましょう。

今年も新しい出会いと成長を求めて走り出します!
私自身、《UNI》が始まるのが待ちどうしい。

やる気は十分、さあ、今年もがんばりましょう!!
みなさん、よろしくお願いします。

                     あつみ空光